別荘のような贅沢な空間で、日頃の生活から離れて、極上のリラックスを味わいたい……。日々の生活の中で、ふとそんな気持ちになることもありますよね。ゆったりとした時間が流れ、非日常の感覚に包まれる空間は、ポイントをおさえれば日常の中に織り込むこともできるかもしれません。今回は、贅沢な時を味わえる、別荘のような空間を取り入れた事例をご紹介します。
1.無駄のないシンプルな配置で別荘のような空間を作る
広々とした部屋に、造り付けの本棚とリラックスチェアが置かれ、無駄なものがほとんどないこちらの空間。家の中に別荘のようなリラックススペースを作るには、ゴミ箱や掃除道具などの生活感の出てしまうものを置かないように意識して空間を作ることが大切です。また、庭に面した部屋でなくても、グリーンを置いたり、窓からの自然光や景色を楽しめるように工夫して椅子を配置すれば、別荘にいるようなくつろぎを感じる癒しの場所を作ることができます。
2.別荘のようにゆったりと過ごせるウッドデッキ
庭を眺めてくつろげるウッドデッキ。まるで別荘で暮らしているかのような、ゆっくりとした時間が流れています。室内とひとつながりのウッドデッキは、視線の抜けをつくり伸びやかな暮らしが実現できそうです。自然を身近に感じることができる場所があると、日々の暮らしに潤いや安らぎを与えてくれます。また、炎の柔らかな暖かさを感じられる薪ストーブも、私たちの身体と心をふんわりと包み込んでリラックスさせてくれます。
3.別荘のような静かな時間の流れる空間
こちらの事例は、屋根の木目がロッジのような温もりを感じさせてくれる、光あふれる開放的な空間。美しい三角屋根のフォルムが印象的ですね。白壁に木の落ち着いた雰囲気が、まるで別荘や山間のペンションのような居心地のいい空間です。床が格子になっている箇所があるので、階下から家族の存在を感じることができます。日々の喧騒を忘れるような静かな時間を味わいながらも、それと同時に、家族の温もりや安心感も感じさせてくれる場所と言えそうです。
シンプルで洗練された空間や、景色を楽しめるウッドデッキなど、ほっとできるくつろぎの場所や別荘のような非日常を感じられる空間があると、自然と意識を切り替えられるので、心身ともにリフレッシュしやすくなります。憧れの地に行くことがなかなか難しくても、自分の家が別荘のような上質なリラックス空間になれば、休日の過ごし方も豊かになっていきそうです。
ぜひこの機会に、自分や家族にとってリラックスできる空間について、考えてみてはいかがでしょうか。