キッチンパントリーとは、キッチンの一部またはキッチンに隣接した場所に設けられた収納スペースのこと。すっきりとしたお部屋をつくれるパントリーは、もはや定番といってもいいほどの人気の収納です。シーズンものの食器や大型調理家電にダストボックス、お米やストックの食品などなんでもしまえて、ゆとりのキッチンを実現してくれるキッチンパントリーの魅力についてお伝えしていきます。
1.オープンな棚の見せるキッチンパントリー
キッチンの奥に設けた個室のパントリーは、あえて扉を付けないことで、取り出しやすいレイアウトに仕上げました。室内は可動棚をたくさん作って、大きさの違うアイテムを自在にしまえるようになっています。籠の色を統一したり、同じボックスを並べるなどの見せる収納としての工夫もたくさん詰まっていますね。それぞれ収納したいものに合ったケースを使うことで、単に整頓されているだけでなく出し入れにストレスを感じなくて済みます。キッチンパントリーがあることで、細々としたものを置かなくなるので、スッキリとした美しいキッチンが実現します。
2.玄関から直接つながるキッチンパントリー
こちらのキッチンパントリーは玄関から直接アクセスできる通路に作られています。購入した重い食料品を、キッチンパントリーまで運ぶのは大変ですよね。キッチンパントリーへ玄関側からもキッチン側からもアクセスできるようにしておけば、外で購入した物をすぐに収納でき、かつ料理をする際にはすぐに材料を取り出せます。大容量のキッチンパントリーで、水やお米など日持ちのするものをストックしておけば、日々の買い物の負担も減らすことができそうですね。
3.洗面所とつながったキッチンパントリーで、家事効率もアップ
こちらのお宅では、洗面所に抜ける通路にキッチンパントリーが設置されています。キッチンから洗面所へショートカットできるので、動線がよく家事がしやすくなります。スライド式の扉が付いているので、棚の中がごちゃごちゃしている時でも、扉を閉めればいつでもきれいな通路を保つことができます。きちんと棚ごとに置くものを決めておけば、食料品はもちろんのこと、リネン類などの収納場所としても重宝しそうですね。
キッチンパントリーは食品類の保管としてだけではなく、調理家電や食器を置くなど色々な用途として利用できます。目的を持って使いこなすことで家事や生活にゆとりを与えてくれる存在と言えそうです。これからキッチンを新しくする方は、自分のスタイルに合った収納方法として、キッチンパントリーを検討してみてはいかがでしょうか。